オイル消費とアイドリング時の白煙
エンジンオイルの減りが早く、アイドリング中の白煙も目立つというプジョーRCZです。走行距離は7万kmほど。
RCZに積まれているEP6系エンジンのオイル消費や白煙は、当店でもご相談をいただくことが非常に多い症状です。
考えられる原因
原因はさまざまですが、ピストンリング周辺のカーボン堆積や摩耗、バルブステムシールの劣化など、エンジン内部の状態が関係していることがほとんどです。

エンジンオイルの減りが早く、アイドリング中の白煙も目立つというプジョーRCZです。走行距離は7万kmほど。
RCZに積まれているEP6系エンジンのオイル消費や白煙は、当店でもご相談をいただくことが非常に多い症状です。
原因はさまざまですが、ピストンリング周辺のカーボン堆積や摩耗、バルブステムシールの劣化など、エンジン内部の状態が関係していることがほとんどです。
根本から直すなら、バルブステムシールの交換や、エンジンのオーバーホールといった分解修理になります。ただ、時間も費用もかかるため、正直なところ気軽におすすめできるものではありません。「そこまでお金をかけるのはちょっと……」という方がほとんどだと思います。
そうしたオーナー様に向けて、当店で実施しているメンテナンスのひとつが「NUTEC パワーアッププログラム」です。
燃焼室にたまったカーボンの除去と、シリンダー内面へのコーティングを組み合わせて、エンジン内部の状態を整え、性能の回復を目指す施工プログラムです。
オイル消費や白煙の原因が、ピストンリング周辺の堆積物によってオイルをかき落とす働きが弱っていることにある場合は、この施工で改善する可能性があります。プログラムで使うNC-202についても、メーカーのNUTECが効果のひとつとしてオイル消費の低減を挙げており、当店でも施工して改善した事例が多くあります。
一方で、ピストンリングの著しい摩耗や破損、バルブステムシールの劣化が原因の場合は、この施工だけで根本的に解決するのは難しいです。どの車にも同じ効果が出るものではない点はご注意ください。
そのうえで、エンジンの状態によっては改善が期待できるため、当店では選択肢のひとつとしてご提案しています。
まず、プラグホールからシリンダー内へカーボンリムーバーを注入します。

スコープカメラでシリンダーの中をのぞいた、施工前の状態です。直噴エンジンなので、どうしてもピストンにカーボンがびっしりと堆積してしまいます。

カーボンを除去したあとはこんな感じです。自分の撮影センスのなさに驚きますが、実物はかなりきれいになっています。

カーボンの除去が終わったら、シリンダー壁面とピストンリングの摺動面をコーティングするNC-202を入れます。

ピストンリング周辺の堆積物が原因でオイルを消費していた場合は、これで改善が見込める、というわけです。
RCZに搭載されるEP6系エンジンは、構造や経年によるコンディションの違いから、施工時に注意すべきポイントがあります。パワーアッププログラムは、専用のケミカルを入れればよいというものではありません。
当店では、これまで多くのEP6系エンジンを整備してきた経験をもとに、車両ごとの状態を確かめながら施工しています。
「オーバーホールまでは考えていないけれど、今のオイル消費を少しでも改善したい」
「白煙が気になるけれど、費用を抑えながら乗り続けたい」
そんなオーナー様にとって、NUTECパワーアッププログラムは検討する価値のあるメンテナンスのひとつだと考えています。もちろん、症状によってはケミカルでの改善が期待できず、修理が必要になる場合もあります。お車の状態とご希望をうかがったうえで、合った整備をご提案します。
RCZのオイル消費や白煙でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
同じような症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。