給油後、ガソリンを垂らしながら走っていることがわかり、急遽レッカーで入庫した308GTi(250 by PEUGEOT SPORT/T9)です。
最初は「燃料タンクの反対側から漏れている」という報告で、どこかの燃料ホースの接続がダメになっているのかな、と思いながら確認しました。

給油後、ガソリンを垂らしながら走っていることがわかり、急遽レッカーで入庫した308GTi(250 by PEUGEOT SPORT/T9)です。
最初は「燃料タンクの反対側から漏れている」という報告で、どこかの燃料ホースの接続がダメになっているのかな、と思いながら確認しました。
下回りを見てみると、漏れていたのはまさかのキャニスターでした。

この症状だと、どうしてもキャニスター本体を疑いたくなるのですが、ほとんどの場合は燃料タンク内部のベントバルブ(燃料蒸気を逃がすバルブ)の不良が原因のようです。
簡単にいうと、燃料タンクからキャニスターへガソリンの蒸気を逃がしつつ、液体のガソリンは流れ込まないようにしているバルブです。このバルブがダメになると、液体の燃料がそのままキャニスターに流れ込んで、キャニスターから燃料がだだ漏れになる、というわけです。
ベントバルブは燃料タンクの内部にあるため、燃料タンクASSYでの交換が必要になります。どうしても高額な修理になってしまう部分ですね。今回も燃料タンクASSYを交換して、修理完了です。
308GTi 250 by PEUGEOT SPORT(T9)は故障事例が少なく、使うテスターによってはライブデータのパラメーターがほとんど役に立たないこともあって、専門店でも「この車は見られない」と断られてしまうケースが多いようです。
オートプロではご依頼をいただくことが多い車種なので、こうした250馬力の308GTiならではの珍しい故障事例に立ち会う機会も、だいぶ増えてきました。
同じような症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。